2007.3.26-4.22

カフェアートプロジェクト x  ビルドフルーガス企画「ジャレット・ペナーによる真夜中の放浪奇談」

カフェアートプロジェクト x  ビルドフルーガス企画「ジャレット・ペナーによる真夜中の放浪奇談」

概要 / Summary

タイトル
ジャレット・ペナーによる真夜中の放浪奇談
会期
2007年3月26日(月)~4月22日(日)
時間
daytime 11:30-14:00(月ー金)11:30-15:00(土ー日)evening 18:00-23:00(mon-sun)
場所
海南鶏飯食堂(ハイナンジーファンショクドウ)〒106-0032東京都港区六本木6-11-16中銀マンシオン裏手
入場料
無料
TEL
03-5474-3200
MAIL
info@route9g.com
企画
海南鶏飯食堂
※Cafe Art Projectは森美術館スタッフ有志による企画です
アクセス
大江戸線・麻布十番駅7番出口から徒歩5分 南北線・麻布十番駅4番出口から徒歩7分 日比谷線・大江戸線・六本木駅3番出口から徒歩6分

展示期間中、作品販売をしております。ご興味のある方は、info@birdoflugas.com 担当高田までお問い合わせください。また、カフェアートプロジェクトに関してのお問い合わせは、cafe_ap@hotmail.comまでお問い合わせ下さい。

本展覧会の展示作品は、作家ジャレット・ペナーの親友であるニール"ネオン"ディックが、ペナーに伝えた二人の男の放浪にまつわる奇談を題材に描かれています。

奇談のあらすじは、ニールの友人セスと架空の人物であり巨大なキュウリを頭にのせたメキシコ人が、霊感の強い教祖に変装し、ガーキンと名乗る老人ソンブレロのために、フォートラングリー村(カナダ・ブリティッシュコロンビア州)を放浪する話です。
聖歌を口ずさみ放浪する二人は、朝方までタバコを分かち合ったり、大酒を飲んだということです。

ペナーは、空想世界を強調するため、淡く明るい色合いを用い、ミニマルに本作品を描いています。 そして、サイケデリックな世界に包まれた宗教的なつながりを80年代リバイバルの流行への反抗として表現しています。また、本作品制作時にペナーが聞いていたニール・ヤング、バスティ・バニアン、ブライアン・イーノ、キャット・スティーブンス、デベンドラ・ベンハート、コメッツ・オン・ファイアー、アニマルコレクティブらの音楽が、ペナーに、より人間的な解釈をもたらしたようです。
【Jaret Penner/ジャレット・ペナー】
1976年、カナダ・ウィニペグ出身。
アートコレクティブヒューマンファイブの一員であり、インディーインストバンドプレシャスファザーズの一員としてクリエイティブに活動。独特な世界観で、滑稽かつ神秘的な作品を発表する。
最近ではスイスのニーブスブックスから発売された彼の本は即完売したり、Tiny Vices、Only magazineへ作品提供をするなど、マルチに活躍の場を広げる。
【Precious Fathers/プレシャスファザーズ】
バンクーバーを拠点に活動するインディーインストロメントバンド。 ジョッシュ・リンストロム、ティム・ローウェン、ポール・ゴアーツェン、ジャレット・ペナーからなる。(ホワイトウェールレコード)バンド名でもある「Precious Fathers」と名付けられたファーストアルバムは、アメリカやカナダで好評となるなど質の高いインストが話題となっている