2019.5.25 - 6.16

Yuriko Asano Painting Exhibition

Yuriko Asano Painting Exhibition
《焚火までの眠り》 パネルに和紙、油絵の具、岩絵の具、水干絵の具 2019年 1300 × 970 mm

展示紹介 / Exhibition Introduction

浅野友理子は、人々の記憶の中に息づく土地の暮らしを絵で表現しています。 現在、浅野は東北のある土地に自生する食べられる植物や、ある土地の家々で毎年採取され受け継がれてきた在来の種について調べています。植物や種とともに出会った人たちからそれらにまつわるエピソードを集めながら、彼らの暮らしをなぞるように種を交換しては育てたり、土を耕したり。 韓国で出会った食べられる根っこトラジと東北の土壌の中の救荒植物。会津のオタネニンジンと朝鮮人参。繰り返しいくつかの土地を訪れていく中で、それぞれが繋がり始めていると彼女は言います。本展では、近年通いはじめた韓国を加え、繋がりはじめた土地土地の暮らしを描く作品群を展示します。

概要 / Summary

タイトル
浅野友理子展「土の熟れるころ」
展示
2019年5月25日(土)-6月16日(日)11:30-17:30 ※月曜定休
※作家在廊日 5月25日 6月15日・16日
入場無料 Free Admission
トークイベント
2019年5月31日(金) 19:00-20:30 参加無料 浅野友理子 x 宮本初音氏(ART BASE 88 代表)
場所 Venue
ビルドスペース birdo space 塩竈市港町2-3-11/ 2-3-11 Minatomachi, Shiogama
プロフィール
宮本初音 Hatsune Miyamoto
1962年生まれ、福岡市在住。ART BASE 88 代表。
各種アートプロジェクト、国内外アーティスト交流事業、アート系出版物などの企画運営をおこなう。福岡と釜山間の芸術家交流事業「WATAGATA Arts Network」福岡側代表。2018年度アーツプロジェクトスクール福岡校事務局。

浅野友理子 Yuriko Asano
1990年 宮城県生まれ
2013年 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース卒業
2015年 東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科修士課程修了
個展
2018年 "山のくちあけ" 馬喰町ART+EAT/馬喰町
2017年 "肥沃の森" 馬喰町ART+EAT/馬喰町
       "畑のうぶごえ" ビルドスペース/塩竈
2014年 "トチを食べる" アートルームEnoma/仙台
グループ展など
2018年 みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018/山形
2016年 "若手アーティスト支援プログラムVoyage 日々是好日 -根づくもの 脈々と" 塩竃市杉村惇美術館/塩竈
     "たべるとくらす" はじまりの美術館/猪苗代
2014年 "紅花colors" 白鷹町/白鷹あゆーむ
2013-2017年 "ひじおりの灯" 肘折温泉街/大蔵村肘折温泉
受賞
2018年 第7回 東山魁夷記念 日経日本画大賞展入選
2014年 三菱商事アート・ゲート・プログラム奨学生選出
2012年 国際瀧冨士美術賞 第33期奨学生選出
所蔵
2014年 山形市
2016年 塩竈市
《トトリムクと畑の賜物》 パネルに和紙、油絵の具、岩絵の具、水干絵の具 2018年 1620×3240mm
《トトリムクと畑の賜物》 パネルに和紙、油絵の具、岩絵の具、水干絵の具 2018年 1620×3240mm