2018.3.7 - 18

Shiogama Photo Festival 2018/ Mizue Kitada Photo Exhibition

Shiogama Photo Festival 2018/ Mizue Kitada Photo Exhibition

展示紹介 / Exhibition Introduction

塩竈フォトフェスティバル2016写真賞大賞受賞者・北田瑞絵による写真展。 受賞作に、さらに1年半をかけて新作を加えた「一枚皮だからな、我々は。」より、同世代の女性たち、生まれ育った和歌山の自然、愛犬や家族との日常を、みずみずしい感性で掬い上げた写真を展示します。 ――― 女性の在り方に小さい頃から興味があって、写真を撮り始めた時に自然と被写体に選んでいた。 ヌードを撮影させてもらったり会話をしたり、自分以外の女の子たちと向き合う時間が増えていった。 2014年夏、柴犬の男の子を家族にむかえることになった。 動物を飼うことは初めてではなかったけれど、自分の年齢のせいか、疑似的に子育てをしている気持ちになっていった。 犬と過ごす生活のなかで、家業の農作業を手伝うなかで、私のために裸になってくれている女の子たちと時を共にするなかで、人や自然との向き合い方が変わっていき、命について考える時間が自然と増えた。 自分が本当に撮っているものは何なんだろうと考えるようになった。 ヌードを通して視るものは“性”から“生”になり、彼女たちを通して命を視るようになった。 今、女の子も犬もみかんも植物もみんな、一枚皮をまとった命だと考えています。 ここにある写真には統一性がない色々な被写体が写っているように見えるかもしれませんがすべてが私の日常のなかにある命です。 北田瑞絵 ―――

概要 / Summary

タイトル
塩竈フォトフェスティバル2018 北田瑞絵 写真展
日時
2018年3月7日(水)-18日(日)10:00-17:00
月曜日定休
ギャラリートーク 2018年3月18日(日)16:00-16:30
共通チケット(800円)にて入場可
場所
ビルドスペース 塩竈市港町2-3-11
プロフィール
北田瑞絵

1991年和歌山生まれ 同地在住。
バンタンデザイン研究所大阪校フォトグラフィーコース卒業。
家はみかん農家で宝物は愛犬と妹。
2014年 「1_WALL」(ガーディアン・ガーデン/東京)
2015年 「シブカル祭」(渋谷parco/東京)
2016年 「塩竈フォトフェスティバル大賞」
2017年 『一枚皮だからな、我々は。』(塩竈フォトフェスティバル)発行
塩竈フォトフェスティバル公式HP