2017.8.19 - 8.27

板垣英樹・菊地京作品展『英樹と京の日常ストレージ』

板垣英樹・菊地京作品展『英樹と京の日常ストレージ』

展示紹介 / Exhibition Introduction

板垣英樹(いたがきひでき)は、色の混色による作品を制作しています。これまで、紙にペンのインクを滲ませて混色し、カラフルな色紙作りに没頭していましたが、最近では、色の付いたプラスチックをアイロンの熱で溶かすことで、半立体の表現に展開しています。色と色の境界線がなくなり輪郭が曖昧になった様は、まるで1枚の風景画のように空間を鮮やかに彩ります。 菊地京(きくちみやこ)は、日常生活の中で見たり聞いたりした情報の中から、印象に残ったもの(いつも食べるおやつ、路上で見た店の看板、友達の名前、カレンダー、日経平均株価など)をイラストや文字で大量に記録しています。彼女のフィルターを通して描かれる日常は、本物に忠実でありながら大胆にデフォルメされており、その“心地よい違和感”にクスッと笑ってしまうのです。 本展では、両作家の作品コレクションを一堂に展示・販売致します。皆様のご来場をお待ちしております。

概要 / Summary

タイトル
板垣英樹・菊地京作品展『英樹と京の日常ストレージ』
日時
2017年8月19日(土)-27日(日)11:30-17:30
月曜日定休
入場無料
ギャラリートーク
「生活の中から生まれる作品たち」
日時
2017年8月19日(土)15:00〜
解説:佐野美里(彫刻家)
本展覧会の企画者より、作品が生まれた背景や作家にまつわるエピソードをご紹介いたします。作品の裏側にある物語や魅力に触れて頂ける機会となっております。お気軽にご参加下さい。
場所
ビルドスペース 塩竈市港町2-3-11
企画
佐野美里
協力
birdo flugas, 川村智美、篠塚慶介