2017.2.28 - 3.5
長岡桜子・鈴木美緒 二人展
展示紹介 / Exhibition Introduction
ブルーでまとめた木目の波は、海や川だけでなく、心の中の波もイメージしています。作品のタイトルである"あやかし"とは海の妖怪の総称で、妖怪は人々の心の暗い部分から生まれた存在です。広い海や心の波と妖怪たちが解け合う作品をお楽しみください。(長岡桜子) 私は普段から自然を見たり触れたりしながら、体験的に感じることを大切にしています。自然の中荷は、言葉では言い表すことができない、沢山の美しさが潜んでいると思うからです。今回制作した《せせらぎ》もそんな自然の中にある美しさをテーマに制作しました。雨や風にさらされ、長い時間をかけて変化した石の美しさを、板紙凹凸版の技法で表現しています。どうぞお手にとってご覧ください。(鈴木美緒)
概要 / Summary
- タイトル
- 東北生活文化大学学科内コンクール ビルド・フルーガス賞受賞者 長岡桜子・鈴木美緒 二人展
- 日時
- 2017年2月28日(火)-3月5日(日)11:30-17:30
3月4日-5日 11:30-17:30 マイプロフィールお絵描き(出展作家がお絵描きで自己紹介をします)
入場無料
- 場所
- ビルドスペース 塩竈市港町2-3-11
- プロフィール
- 長岡桜子
1995年 宮城県仙台市生まれ
中学時代から版画の魅力に取り憑かれ、ステンシル版画を、高校ではシルクスクリーンと木版画を学び、大学入学後も様々な版種に手を出している。
現在は主に木版画と他の版種を併用し制作・発表をしている。心の中や妖怪など、目に見えないものをモチーフにしている。
鈴木美緒
1995年 宮城県気仙沼市生まれ
大学に入学し、地元を離れ、それまで当たり前だった自然の魅力に気づかされる。大学では版画を学び、偶然生まれる色、形、質感などの要素を大切にしながら、風景や印象を表現している。