2014.6.1- 6.15

SHUZO IKEDA EXHIBITION & WOODCUT PRINTING WORKSHOP

SHUZO IKEDA EXHIBITION & WOODCUT PRINTING WORKSHOP

展示紹介 / Exhibition Introduction

松島と象潟(秋田県にかほ市)——「東の松島、西の象潟」と評され、江戸時代には松尾芭蕉も訪れた土地。また、銘菓「松島こうれん」の由来でもある、紅蓮尼という象潟から松島へ嫁いだ女性の物語の縁により、ふたつの町は1987年(昭和62)に「夫婦町」となり交流をしてきました。その象潟の木版画家、故・池田修三は、情緒あふれる子どもたちの情景などを描いた作品で、秋田の人々に愛されてきた作家です。昨年、初の作品集が出版されたことをきっかけに全国にも知られるようになった彼の作品が、このふたつの町のあらたなつながりとなることを願って本展は開催されます。 主催:池田修三松島展実行委員会 共催:松島町、松島町教育委員会、にかほ市、にかほ市教育委員会 イベントの詳細は公式HPよりご確認ください。 本展会期中の関連企画としてビルドスペースでは、関連展示と木版刷ワークショップを開催致します。 ぜひ、松島から塩釜へ遊覧船に乗って、ビルドスペースへお越し下さい。

概要 / Summary

タイトル
池田修三版画展 つながり —象潟から松島へ—
〜展示&木版刷ワークショップ〜
展示
2014年6月1日(日)- 15日(日)11:30-17:30 月曜定休
入場無料
木版刷ワークショップ
池田修三が「自分と同じ色が出せる」と認めた摺り師、小林義昭さん(竹芳洞)を迎え、木版刷を体験。刷った版画はお持ち帰りいただけます。

2014年6月15日(日)午前10:00-12:30/ 午後 14:00-16:30
定員 各10名(小学5年生以上)※受付完了しました
料金 1000円(材料費込)
場所
birdo space 塩竈市港町2-3-11
プロフィール
池田修三(いけだ しゅうぞう)

木版画家。1922年(大正11年)象潟町生まれ。2004年(平成16年)没。情緒あふれる子供たちの情景などを描き、1980年代に秋田相互銀行(現・秋田あけぼの銀行)やNTTなどの企業カレンダーに作品が使われ、秋田を中心に広くその名を知られるようになる。2013年、初めての作品集『池田修三木版画集 センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)が刊行。http://www.shuzoikeda.jp