2014.4.19-5.3

ERIKA KOBAYASHI “LUMINOUS”

ERIKA KOBAYASHI “LUMINOUS”

展示紹介 / Exhibition Introduction

115年前、科学者マリ・キュリーによって名づけられた“放射能”。マリが「わが子」と呼んだ、幻想的な青白い光を放つ新元素ラジウムは、本当に人類の希望だったのか?マンハッタン・プロジェクト、広島・長崎、原子力発電、スリーマイル、チェルノブイリ、そして…。2011年の日本に生まれた主人 公“光”と、猫の“エルヴィン”を通じて、“放射能”の歴史がひもとかれていく。史実とフィクションを交えた、センシティブかつ強烈な物語。小林エリカの新作コミック「光の子ども1」(リトルモア刊)を記念し原画を展示いたします。

概要 / Summary

タイトル
小林エリカ「光の子ども 原画展 in birdo flugas」
日時
2014年4月19日(土)- 5月3日(祝土) 11:30-17:30 月曜定休

アフタヌーントーク 小林エリカ x 前野久美子(book cafe火星の庭) 4月19日(土)14:00〜 参加無料
場所
birdo space 塩竈市港町2-3-11
プロフィール
小林エリカ
1978年東京生まれ。作家・マンガ家。
著書は小説にアンネ・フランクと実父の日記をめぐる「親愛なるキティーたちへ」(リトルモア)、「空爆の日に会いましょう」(マガジンハウス)コミックは詩をモチーフにした「終わりとはじまり」(マガジンハウス)など。最新刊は作品集「忘れられないの」(青土社)。
2007-8年アジアン・カルチュラル・カウンシルの招聘でアメリカ、ニューヨークに滞在。 現在、東京在住。
2012年シンガーPhewとProject UNDARKとしてDieter Moebius楽曲提供の「Radium Girls 2011」をリリース。
2013年十和田奥入瀬芸術祭に、ものがたり集「十和田、奥入瀬 水と土地をめぐる旅」(青幻舎)で参加。
現在は”放射能”の歴史を辿るコミッック「光の子ども」をリトルモアwebにて連載。
クリエイティブ・ガールズ・ユニットkvinaとしての活動中。

前野久美子
1969年福島県生まれ
2000年にカフェのある古本屋、book cafe 火星の庭を仙台 にオープン。
2008年「Book! Book! Sendai」を設立し毎年ブックイベント を開催。
2011年からは東北の本とモノを展示販売する「東北 ブックコンテナ」を各県と連携して始め、東北、関東、関西を巡回。
チャリティー音楽フェス「おとのわ」を2012年、2013年 に開催。編著に『ブックカフェのある街』(仙台文庫/2011 年)。