2008.1.12-1.2

原三枝 Communication Picture展

原三枝 Communication Picture展

展示紹介 / Exhibition Introduction

人の顔がもつ広告的な要素に着目した作家・原三枝のポートレートは、 自己主張や存在誇示としての権力的な側面を持ち合わせたものとは少し違った角度から、 ポートレートを通じて地域固有の個性を捉え、その社会をも理解できると考えます。 今回、原三枝は塩釜にて個展を開催するにあたり、他県から歩み寄る彼女自身の立場を踏まえながら、 塩釜市の老舗店や人々を取材しました。 本展覧会では、その取材の声をもとにした「塩釜の顔」を描いたポートレート約10点と富山県氷見市で開催されたヒミング2007展示作品「氷見の顔」よりポートレート約8点を展示します。 これは、本作家によるポートレートがコミュニティーでの名刺となり、また別の地域で人々と出会う事を意味しています。 本展を介し、地域の魅力をまたそれを魅力付けている「顔」をご覧ください。

概要 / Summary

タイトル
原三枝 Communication Picture (コミュニケーション・ピクチャー)
会期
2008年1月12日(土)~1月25日(金)
時間
11:30-17:30
場所
birdo space(ビルドスペース)塩釜市港町2-3-11
入場料
無料
レセプション
1月12日(土)19:00-21:00(作家来塩)
プロフィール
【原三枝】
1975年愛知県生まれ 東京在住。
1998年大宮達夫に師事後、イギリスWest Hampstead of Arts Schoolにて就学。
都内を中心に個展開催しながら、2003年よりカフェアートプロジェクト(森美術館社員食堂)等の企画を手掛けている。