2010.2.6-2.12

“MIDORINO DAREN” /KENGO KATAHIRA EXHIBITION

“MIDORINO DAREN” /KENGO KATAHIRA EXHIBITION

概要 / Summary

タイトル
片平健吾 ミドリノダレン展
会期
2009年2月6日(土)-2月12日(金) ※月曜日定休
時間
11:30-17:30
場所
birdo space(ビルドスペース)塩釜市港町2-3-11
入場料
無料
TITLE
MIDORINO DAREN / KENGO KATAHIRA EXHIBITION
DATE
February 6 (sat) to February 12(fri) 11:30-17:30 closed on Feb.8
VENUE
birdo space/ 2-3-11 Minatomachi Shiogama Miyagi
【片平健吾/カタヒラケンゴ】
1987年4月12日生まれ。誕生日の天気は吹雪。
小さな頃「ままごとトントン(おまけ付お菓子)」を集めるのが好きだった。この頃からあった収集癖。
小学生の頃、大友克洋「AKIRA」を読んだ。独自の世界観に魅了された。
両親と一緒に映画を良く観た。特に繰り返し観たのは「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」。
おどろおどろしくて気持ちの悪いキャラクターがみんな好きだった。
家には、はじめから本がいっぱいあった。漫画もいっぱい読んだ。
「ジョジョの奇妙な冒険」では生き方の姿勢を学んだ。
中学2年の時、ピカソ「泣く女」をみて生きていることに安心する。
中学・高校はバスケに夢中になる。特に高校時代は、一所懸命になって走る。
バスケのために生きたいと思っていた。
現役引退後は、ボールペンのインクを一週間ですべて使い切るほどのバリバリの受験生に変化。高校の頃の自分自身はまるで他人、それでもこの頃の生き方が未だに今の自分に影響している。それは生き方の手本。
21歳の夏、庭に植えてもいないブッドレアの木が勢力を拡大する。
その木を切り落とした翌日、両腕が呪われる。
まるでタタリガミを討ち、そのタタリを受けたアシタカの腕のよう。
そして強烈な痛みに襲われる。痛みを忘れるために絵を描いた。
以後、作品として絵を描くようになる。呪いはその後2ヶ月ほどで消えた。
中学3年のとき、描けなくて断った依頼、こどもたちの歌声をきいて思い出した。7年経った今、やっとあのときの依頼を引き受ける。あのときは描けなかった、歌たちの表紙。
2度のメメを経て、枝を継続的に描き続けること、また個展を開くことを決意。
現在22歳、大学4年、今後は絵を描くことを中心に、水木しげるの妖怪に象徴されるような、眼には見えないけれど確かに存在するものに耳をすませながら、流れにまかせて生活していこうと考えている。